公開シンポジウム「福島原発事故は人びとに何をもたらしたのか—刊行1周年記念シンポジウム」
INFORMATION
原発事故から始まる暦は14年を数えようとしている。避難指示区域の解除が進み、復興交付金事業の完了の区切りを迎えた自治体がある一方で、いまだ帰還困難区域を抱えている地域がある。本シンポジウムでは、『福島原発事故は人びとに何をもたらしたのか』出版から1年を経て、改めて福島原発事故被害の現在性を、福島隣県の茨城の地から大学間連携で考える。
登壇者
茨城大学人文社会科学部教授
原口 弥生 氏
博士(社会学)。最近の共編著に『福島原発事故は人びとに何をもたらしたのか——不可視化される被害、再生産される加害構造』(2023年、新泉社)など。
本学社会学部教授
関 礼子
博士(社会学)。最近の編著に『語り継ぐ経験の居場所——排除と構築のオラリティ』(2023年、新曜社)など。
明治学院大学社会学部教授
藤川 賢 氏
近年の共編著に『ふくしま復興 農と暮らしの復権』(2021年、東信堂)など。
尚絅学院大学総合人間科学系社会部門准教授
高木 竜輔 氏
最近の共編著に『原発事故被災自治体の再生と苦悩』(2021年、第一法規)など。
コーディネータ
茨城大学人文社会科学部教授
蓮井 誠一郎 氏
最近の共著に『3.11からの平和学——「脱原子力型社会」へ向けて』(2023年、明石書店)など。
コメンテータ
福島大学行政政策学類准教授
廣本 由香 氏
博士(社会学)、最近の著書に『パインと移民——沖縄?石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ』(2024年、新泉社)など。
宇都宮大学国際学部教授
清水 奈名子 氏
博士(学術)。最近の共著に『奪われたくらし——原発被害の検証と共感共苦』(2022年、日本経済評論社)など。
詳細情報
名称
公開シンポジウム「福島原発事故は人びとに何をもたらしたのか—刊行1周年記念シンポジウム」
内容
【第1部】
開会のあいさつ?趣旨説明(原口弥生 氏)
報告1
福島原発事故がもたらした分断の諸相(藤川賢 氏)
報告2
避難者を受け入れた被災地の葛藤(高木竜輔 氏)
報告3
「生活再建」の複雑性と埋もれる被害(原口弥生 氏)
報告4
「福島復興」をめぐる諸課題(関礼子)
【第2部】 コメントとディスカッション
コーディネータ(清水奈名子 氏)
コメント1
自主避難者調査のバックグラウンドから(清水奈名子 氏)
コメント2
伝統行事調査のバックグラウンドから(廣本由香 氏)
コメントへの応答とディスカッション
閉会のあいさつ(関礼子)
開会のあいさつ?趣旨説明(原口弥生 氏)
報告1
福島原発事故がもたらした分断の諸相(藤川賢 氏)
報告2
避難者を受け入れた被災地の葛藤(高木竜輔 氏)
報告3
「生活再建」の複雑性と埋もれる被害(原口弥生 氏)
報告4
「福島復興」をめぐる諸課題(関礼子)
【第2部】 コメントとディスカッション
コーディネータ(清水奈名子 氏)
コメント1
自主避難者調査のバックグラウンドから(清水奈名子 氏)
コメント2
伝統行事調査のバックグラウンドから(廣本由香 氏)
コメントへの応答とディスカッション
閉会のあいさつ(関礼子)
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
茨城大学人文社会科学部市民共創教育研究センター、立教大学社会学部
共催
環境社会学会震災?原発事故特別委員会、環境社会学会研究活動委員会、茨城大学?宇都宮大学?福島大学?三大学研究コンソーシアム
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社会学部教授
関 礼子
E-mail:seki@rikkyo.ac.jp